38歳僕の婚活日誌

婚活から結婚、子育ての日々。そして、新たな命の誕生

ファーストコンタクト ラッシュ6

パートーナエージェントでのファーストコンタクトがラッシュになっている。

 

本日もダブルヘッダー。1件目は上手くいかなかったが、気持ちを切り替えて二件目に挑む。相手のプロフィールを読み込んで待ち合わせ場所へ向かった。

 

待ち合わせたのは、都内の繁華街の駅。
待ち合わせを確認すると、あまり馴染みのないビルが指定されていた。

予定よりも早くついてしまったので、近くで昼食を食べながら、相手のプロフィールの最終確認。二件目のお相手は34歳で会社員の詩織さん。

見た目はそれほど好みではなかったが、旅行の趣味が合っていたので、その話題で繋いでいこうと思う。

 

昼食を食べ終わると、時間が迫ってきていたので待ち合わせ場所へ向かった。

午前中の一件目が上手くいかなかったので、二件目は成果を出さないと思い、変に緊張する。

そのため、待っている間、心配になって何度も相手のプロフィールを再確認してしまった。

 

そうこうしている間に約束時間を過ぎたが、詩織さんが現れる気配がない。

何だか今日はいつもの違って穏やかには進みそうもない。詩織さんの電車などが遅れているのかなと思い、10分くらいその場で待ってみた。

しかしながら待っていても、詩織さんは現れない。

 

このまますっぽかされたのだろうか。
「なんて日だ!!」
お笑い芸人が言いそうなフレーズを頭に浮かべながら、冷静に対策を練っていると、クラウド電話のことを思い出した。

パートーナエージェントでは、ファーストコンタクトで遅れたり、会えなかった時のためにクラウド電話が用意されている。指定された電話番号へ掛けると、自分の番号を知られることなく、相手に電話ができる便利な仕組みだ。

早速、クラウド電話に掛けてみると、
数コール目で女性が電話に出た。
「コンタクトのお約束をしている●●と申しますが、詩織さんですか?」
「はい。すみません。私、慣れてなくて場所を間違えているかもしれません」
状況を確認すると、どうやら二人は別々の場所で相手を待っていたようだ。

こちらは結構焦っているのに、詩織さんはかなのんびりした口調で話していたので、若干イラついたのだった。