38歳僕の婚活日誌

婚活から結婚、子育ての日々。そして、新たな命の誕生

恋は花火とともに2

詩織さんとのセカンドコンタクト。
今回のために洋服も買い、お店を予約して臨んだ。

「なんとかして次回へ繋げる」

これが、今回の詩織さんとのデートの目標だ。次につながらなければ意味がない。

婚活はある意味、常に刹那的である。その場でお相手と自分が次へ進もうと思わない限りは、その時点で縁は切れる。継続するには、男女が一緒に縁を紡いでいかないといけない。

詩織さんとの待ち合わせは、都内のターミナル駅だった。待ち合わせ時間より少し早くついたので、メールで居場所を伝える。即座にメールの返信があり、同じ場所にいると書いてある。

辺りを見回すと、少し離れたところに詩織さんはいた。女性のファッションには詳しくないのであまりわからないが、服装が似合っていて可愛い。この人とデートが出来るのだなと思うと、改めてテンションが高くなった。

自分から近寄って行くと、詩織さんも気がついたらしく、笑顔で迎えてくれた。この笑顔の時点で既に幸せ感で一杯だ。

予約したお店は駅から5分ほど歩いた大型ビルの1階にあった。オープン形式でテラスでも食事ができるおしゃれな感じのお店だ。お店に入り、店員に名前を告げると、奥の席へ案内された。

料理はイタリアン系の一品料理と各種お酒が用意されてあった。メニューを詩織さんと一緒に見ながら選んで注文する。

その後、料理とお酒を堪能しつつ、お互いの近況や家族のこと、仕事についてなどを話した。お互いに兄弟もいて育った環境は近そうだ。

今回も初回に続いて、話は途切れることがなく感触が良い。この状態のまま、次の約束をしてしてしまおうと思い、今度、どこかに出かけないかと切り出した。

言った瞬間、どのような反応を見せるかが心配だったが、詩織さんは即座に「うん」とOKの返事を返してくれた。

「よかったー」心の中で一気に不安要素が除かれた瞬間だった。次回に繋げることができた。

その後、二人でどこに行くかを相談した。
丁度、梅雨明けした直後なので、どこかの花火を見に行こうという話になった。

彼女(まだ彼女じゃないけど)と花火デート。憧れるシチュエーションだ。