38歳僕の婚活日誌

婚活から結婚、子育ての日々。そして、新たな命の誕生

本好き彼女と葛藤の間で3

知佳さんの気持ちがわからない。
2回目に会って以降もLINEをすると、翌日ぐらいには返事をくれていて前と変わりはない。

年齢差は一回り違うため、もし付き合うとなれば、そこが一番の障害になるはずだ。

彼女が障害と考えるならば勝手にフェードアウトしていくだろう。それをしないということは脈があるのか?それとも遊ばれているのか?

もしくは、アラフォー近い自分と、20代半ばの彼女とでは時間に関する考えが違うのかもしれない。

自分は残り時間を考えると、できるだけ早く結婚したい。

彼女はまだ若いのでそこまで考えてないのかもしれない。

彼女の真意を確かめないといけない。
前回会った時からさらに季節は進み新年を迎えてしまった。

新年ということもあり、知佳さんを初詣に誘ってみたところ快諾をしてもらえた。

場所はある作品にちなんだ神奈川県の神社。
自分はその作品を読んだことがなかったので知らなかったが、本の内容にゆかりがある場所のようだ。

年始の初めての連休である日曜日に神社へ行くことになった。

「今回こそ、今後についてハッキリさせる」
そう意気込んで待ち合わせ場所へ向かったのだった。