38歳僕の婚活日誌

婚活から結婚、子育ての日々。そして、新たな命の誕生

ラブファントム1

収穫の秋のシーズンも終わり、婚活の進展がないままの11月に入り、冬を迎えようとしていた。

春華さんとの関係が終わってからも継続してコンタクトは行ったが、交際成立までは進んでも、その先へ進むことはなかった。

このような調子で本当に成婚できるのだろうか。タイムリミットと決めた来年6月までの残りは半年程度になってしまっている。

これまでの経験から、波長が合う人と出会えれば次の段階へ進めるのではないかという漠然とした自信はある。

しかしながら、肝心の波長が合う人に出会えない。これまで40人以上と会ってきたが、1人ぐらいな感じがする。

だから、波長が合う人に巡り合うためには多くの人と会って確立を高めないといけない。

上手くいかなくて焦っていた自分はコンシェルジュと相談してこれまで週6人のところを8人に紹介人数を増やしてもらうことにした。

そして、会う確率をさらに増やすために新たな手段を講じた。

それはプロフィールの掲載である。

この婚活サービスでは月額で3000円程度を払うと異性が閲覧できるプロフィール一覧に掲載することができる。掲載することで、コンシェルジュからの紹介以外に、会員本人からアプローチを受けることが可能だ。

これに賭けよう。がむしゃらに活動するしかない。11月の初めの爽やかな空気の中、さらなる活動に向けて意気込んだ。