結婚式場を探そう2
前回も述べたけど、結婚式場の仮予約は1週間しかできないので、スピード決着で決めないといけない。
そのためには、どのような式にしたいのか、場所や立地を見学前に明確にしておく必要がある。
事前にアニバーサリークラブでコンシェルジュにヒアリングしてもらった結果、我々はホテルと、2件の専門式場を見学することとなった。
まずは、ホテルから
ホテルの良さは、やはり施設が充実しているところだ。
チャペルから披露宴会場、写真スタジオなどが一緒になっているので利用しやすい。
そして、何よりも利用者の多い駅に近いことが多く、交通の便が良い。
特に女性の方は、普段履き慣れない高さのヒールを履いてお洒落をして式へ来るので、駅から近い方が尚更良い。
ホテルでは、ウエディングプランナーの方にイメージしている式についてヒアリングを受け、その後にチャペルと披露宴会場をいくつか視察した。
初めての場所だったからかもしれないが、チャペルと披露宴会場を見ると自然とテンションが上がってしまう。
その後は披露宴時に出される食事を試食して、舌鼓を打ち、視察を満喫した。
式場の視察は美味しい料理やシャンパンを頂けたり、もてなしてもらえるので、楽しすぎる。
この様な視察ならば、いくらでも回れそうだ。
そんな浮かれた気分になり、気がつくと楽しい時間もエンディングを向かえ、プランナーから式の見積もりが提示された。
その金額は230万円
うーん、思ったよりも安い・・・
300万円台を予想していただけに、お安く感じてしまった。
しかし、よくよく聞いてみると、この金額をベースにして、オプションなどをつけると費用が追加されるようだ。
これが、お前らのやり方かー!!
そんな言葉を心に一瞬浮かんだけど、楽しさと美味しさがそれを上回り、お値打ち感のある金額が印象的だった。
結婚式場探しはとても楽しい!!
永久に回っていたいけど、そうは言ってられない。
とりあえず、1件目が終了。
次は専門式場だ。
結婚式場を探そう
両家に挨拶に行き、婚約指輪も準備したので、次は式場探しだ。
式場探しもアニバーサリークラブ経由で探してもらった。
まずはじめに、アニバーサリークラブのオフォスに行き、結婚式のイメージを伝える。
その内容からコンシェルジュが、結婚式場の候補を10件ぐらい出してくれた。
星の数ぐらいある式場の中から、絞ってくれて、なおかつ、料金も割り引いてくれるらしいので、大助かりだ。
結婚式場は短期間で選べ
コンシェルジュによると、結婚式場の仮予約(本契約ではなく、日程だけを押さえる予約)は最大で1週間らしい。
ということは、土日しか式場選びには回れないので、2週で最大4件しか下見はできない。
そうなると、どの4件に行くが重要だ。
結婚式場の種類
結婚式場には大きく分けて4つの種類がある
ホテル
宿泊、宴会、レストランなどの複合施設のため、施設設備が充実している
専門式場
結婚式を専門に行うために造られた会場で、挙式会場や披露宴会場を同一施設内に複数併設している
レストラン
通常はレストラン営業をしている店を貸切、結婚式を行う形式
ゲストハウス
ヨーロッパ邸宅のような一軒家を貸切するウエディングスタイル
どの形式で式を挙げるかは、人それぞれの好みである。
自分たちの希望を聞いたコンシェルジュからはホテルと専門式場の下見に行くように勧められたので、候補の中の3つを下見することとなった。
婚約指輪
婚約とは結婚の約束をすること
一般的には、その証として男性から女性へ婚約指輪を贈る。
婚約指輪を贈るなんて、一生に一度の機会だ。
そう思って、普段は入ることはない銀座の高級ジュエリー店を見物がてら回った。
ハリーウィンストン、シャネル、ブルガリ・・・どれも、きらびやかで輝いていた
目の保養にはなったけど、到底、我々、一般ピーポーが手を出せる金額ではなかった。
婚約指輪を探すにあたって、アニバーサリークラブで事前に指輪選びの勉強会を受けた。
ダイヤモンドには4Cというものがあり、カット(Cut)、カラー(Color)、クラリティ(Clarity)、カラット/キャラット(Carat)で構成されている。
この中で重視した方が良いのはカット。
カットが良いと輝き方の印象がだいぶ違った。
次に大切なのかカラット。
大きいとやはり見栄えが良い。
色の違いはある程度分かったけど、クラリティは、違いがよく分からなかった。
こんな感じで、基礎知識を得てから指輪を見に行くと、玄人気分になって楽しい。
デートを兼ねて、指輪探しをするのは結構おすすめだ。
お店によって違うけど、既製品から選んでも良いし、一からデザインしてもらって作るのも楽しい。
僕らは、打ち合わせの時にデザイナーがその場で描いてくれるブランドで作った。
彼女も意見を言いながら作ることができたので満足しているようだ。
結婚に向けて、やることは沢山あるけど一歩一歩近づいていく
両家へ挨拶に行こう
結婚することを決めたら、まずやることは両家への挨拶だ。
お互いの両親に挨拶をして結婚を認めてもらおう。
これは、自分たちにとっても、両親にとっても一世一代の晴れ舞台だ。
成功するためには、用意を万端にしておかないといけない。
アポを取る
まずは、両家を訪問するアポを取る。
お互いの両親に挨拶できる日を確認しよう。
自分は気にしないけど、人によっては仏滅を嫌う人もいるので、事前に親に確認をした方が良いだろう。
服装の準備
結婚を認めてもらう正式な場であるから、しっかりとした服装にしないといけない。
男性ならばスーツできちんとしたイメージ。女性ならばワンピースなどの清楚な印象を与えるものを選んだ方が良い。
手土産の準備
いい大人が手ぶらで人様の家へ行ってはいけない。必ず手土産を準備して持って行こう。
その際に注意すべきことが二点
NGなものを避ける
カステラや羊羹などの切るものは、「縁を切る」ことを意味するためタブーである。
ただし、小分けになっている羊羹は切る必要がないためOKである。そのため、虎屋の羊羹などはおすすめ。
相手の好みを事前にリサーチ
苦手なものをお土産にしてしまうと、後々まで気まずい。必ずパートナーに両親の好みや苦手なものを確認しておこう。
結婚を認めてもらおう
改まって結婚を申し込んで認めてもらうことは恥ずかしい。
しかし、何のために相手の親の家を訪問したかを考えて欲しい。
ただ会いに行ったわけではない、結婚を認めてもらうためだろ?
だったら、勇気を振り絞って結婚を承認してもらおう。
もちろん、緊張はするし、変な汗もかく。
でも、そんなものは、この場限りだし、一生の思い出だ。
両家への挨拶を乗り切れば、結婚へ向けて、また一歩近づく。
服装や手土産など、詳しいことは下記のようなサイトを見て事前準備が大切だ
さあ、結婚に向けて話し合おう
結婚相談所を退会したら終了ではない。
これからが本番だ。
結婚への道筋は誰も引いてはくれない。自分たちで作るしかない。
自分も相手もいい歳なので、二人の気持ちは結婚へまっしぐらだった。
そこで、認識を合わせるために、まずは相手とスケジュールをざっくりと話し合って決めた。
いつまでに両家に挨拶して、顔合わせ、同居、入籍、挙式といったイベントごとを行うかを決めた。
先に二人で同じスケジュール感を共有することが必要だ。そうすることで、何をするべきなのかといった共通認識を持つことができる。
決めたら、後は行動に移すのみだ。
お互いの人間性、行動の理解を深めつつ、両家に挨拶に行く日程を調整した。
それと同時に婚約指輪の準備を始める。
指輪はオーダーメイドなので完成するまでに2ヶ月程度は必要となる。
いつまでに必要なのかを逆算しながら、予定を組んだ方が良い。
婚活しているときも大変だったが、結婚に向けた準備も大変だった。
一人では対応できないことなので、二人で協力して歩みを進めて行くべきだ。