38歳僕の婚活日誌

婚活から結婚、子育ての日々。そして、新たな命の誕生

いろいろな出会い2

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パートナーエージェントでのファーストコンタクトで出会った人の話。

今回はそらさん(34)
接客業の仕事をされている方だ。

そらさんは自分の希望条件には合致していなかったが、コンシェルジュからのオファーで紹介された方だった。

当日、待ち合わせ場所のデパートの入口で待っていると、そらさんは真っ赤な唇にワンピース姿で現れた。

そのワンピースは、露出度が結構高く、自然とその豊満なバストへ視線がいってしまう。

あぶない、あぶない。
お見合いの席で、胸ばっかり見ていては相手に気づかれてしまう。しかし、男の性として、見ないままにしておくことはできない。

気づかれないように、時折、チラチラと見ながら、心の中で欲望と理性の葛藤の攻防がおこなわれつつ、喫茶店で面談は始まった。

そらさんとは、趣味や興味が合うものが多いらしく、話はかなり弾んだ。

ただ、そらさんがこれまでの方と違ったのは、彼女からの独特な質問だった。

それは「相手にされたら嫌なことは何ですか?」というものだった。

質問された瞬間、この質問の意図と、ベストな回答は何かと瞬時に考えてしまった。

しかしながら、考え込んでいては不自然だと思い「嘘をつくこと」と少し考えて答えた。

いま振り返って考えても、この質問の真意は分からない。自分の答えは正解だったのだろうか。

そらさんとは1時間ほど話してコンタクトは終了した。

自分の希望条件とは少し合わないのだが、話していて楽しかったので、帰り道で即座に「YES」回答をした。

その後、数日経ってもそらさんとのコンタクトの結果の連絡は来なかった。

コンシェルジュに聞いてみると、そらさんから1週間ほど回答を待ってほしいとの要望があったそうだ。

うーん、間違いなく誰かと比べられている。たた、並行活動が可能なパートーナーエージェントでは仕方のないことだ。彼女からの回答を待つしかない。

こうなってしまうと、こちらの高まっていたテンションも低くなってしまう。そのまま、1週間が過ぎ、2週間ぐらいだった頃に「NO」回答との連絡があった。

今回は、なんだか相手に振り回された出会いだった。
断られるなら、もっと胸を見ておけば良かったな。そんな負け惜しみが、自然と口に出た。